快適読書生活  

「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね」――なので日記代わりの本の記録を書いてみることにしました

2016-05-03から1日間の記事一覧

闇はどこにでもある 『闇の奥』 ジョゼフ・コンラッド

先日『テス』を読んだときに、作者の思想、立ち位置と作品の価値の問題について、うっすら考えましたが、昔からずっとその問題がつきまとっているのが、このコンラッド『闇の奥』ではないでしょうか。 闇の奥 (光文社古典新訳文庫) 作者: ジョゼフコンラッド…