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快適読書生活  

「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね」――なので日記代わりの本の記録を書いてみることにしました

もしかして、この国は沈没しつつある? 『ニッポン沈没』 斎藤美奈子

今月号の筑摩書房のPR誌『ちくま』を読んでいると、斎藤美奈子の「世の中ラボ」が参院選を取りあげていて、 安倍政治はもうたくさん。私も野党側に勝ってほしいと切に願っている。なんだけど、ほんとに勝てるかとなると「今度もダメなんちゃう?」という疑念…

オトコとオンナの宿題はいつまでたっても山積みのまま? 『降ります―さよならオンナの宿題』 中村和恵

『あさが来た』も、終わってしまいました。けどやはり、最終的には夫婦愛が強調されることを思うと、『カーネーション』はやはり異色作だったんだなと感じる。それにしても、大森美香さんの脚本は『きみはペット』もそうだったけど、働く女性を見守る男を描…

まだまだ頑張りたい女たちへ――『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』 ジェーン・スー

それにしても最近のニュースを見ていると、ゲスな男にも上には上がいるもんだな、とつくづく感じてしまいます。 ちょうどいま、ケーブルTVで「Sex and the City」の再放送をしているけれど、主人公キャリーのこのつぶやきに思わず考えこんでしまう。 What if…

ジェイニーを探して――『彼らの目は神を見ていた』 ゾラ・ニール・ハーストン

年明けからワイドショーネタが盛りあがり続ける今日この頃ですが(それにしても、みなさん同様だと思いますが、K氏が何股かけてるのかということより、自称彼女の姿の方が衝撃的だった。キムタクがやってた安堂ロイドってこのことだったの?と思った。いや…

わたしは幸せなフェミニスト 『We should All Be Feminists 』 Chimamanda Ngozi Adichie (チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ)

「まれ」は、最初の数回でちゃんと見る気を失ってしまったのですが、「あさが来た」は、今のところおもしろく見ています。 なんといっても、柄本佑演じるヘビ男の曲者感が気になる。キツいおかあちゃんの尻にしかれた、ただのネクラ(死語ですが)なボンボン…

暴力から人間は立ち直ることができるのか? Roxane Gay 『An Untamed State』

An Untamed State 作者: Roxane Gay 出版社/メーカー: Grove Press, Black Cat 発売日: 2014/05/06 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る 前回のミネット・ウォルターズ『悪魔の羽根』は、拉致体験から女性が立ち直る様子が描かれていたが、…

女の幸せって?? 『無頼化した女たち』 水無田気流

無頼化した女たち 作者: 水無田気流 出版社/メーカー: 亜紀書房 発売日: 2014/02/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (4件) を見る NHKなどに出演している論客、水無田気流の『無頼化した女たち』を読んだ。 女性の生き方や働き方…

『毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ』 上野千鶴子×信田さよ子×北原みのり

毒婦たち: 東電OLと木嶋佳苗のあいだ 作者: 上野千鶴子,信田さよ子,北原みのり 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2013/10/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (6件) を見る 最近、平山亜佐子さんが毎日サイトで更新している、…