快適読書生活  

「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね」――なので日記代わりの本の記録を書いてみることにしました

栗原康

中心のない機械になれ 『村に火をつけ、白痴になれ――伊藤野枝伝』栗原康

まわりから、女はこうあるべきだ、おとなしくしろとかいわれていると、ほんとうはちがうとおもっていても、ついついそうふるまってしまう。しかも、それができてほめられると、なんだかうれしくなってやっぱりまたしたがってしまう。 まわりにほめられるよう…

地図をやぶって歩き続けろーー女性がはたらいて生きるということ 『仕事文脈』  

ときどき手にとってしまう雑誌、「仕事文脈」の最新号の特集が「家と仕事」で、なかなかおもしろそうだったので購入しました。 仕事文脈 vol.7 作者: 仕事文脈編集部,makomo 出版社/メーカー: タバブックス 発売日: 2015/11/25 メディア: 単行本(ソフトカバ…

「生の負債」からの解放宣言 『はたらかないで、たらふく食べたい』 栗原康

はたらかないで、たらふく食べたい 「生の負債」からの解放宣言 作者: 栗原康 出版社/メーカー: タバブックス 発売日: 2015/04/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 岸政彦の『断片的なものの社会学』を買いにジュンク堂に行っ…