快適読書生活  

「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね」――なので日記代わりの本の記録を書いてみることにしました

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「BOOKMARK」第4号 「えっ、英語圏の本が1冊もない!?」 無事入手しました

今日は5時半くらいに出られたので、「BOOKMARK」第4号をもらいに、まずはグランフロントの紀伊國屋に行きました。しかし、海外文学売場にもレジ付近にも見当たらないので、店員さんに聞いてみると、「ちょうど最後の一冊がなくなったところ」と。なんと。こ…

ケッシテうそをつかないって?? 「毒島ゆり子のせきらら日記」第5話を見ました 

先日最終回を迎えたこのドラマ、話題になっていたので気になっていましたが、関西では数週遅れで放送しているので録画してみました。 前田敦子演じる「恋愛体質」の主人公、毒島ゆり子は、父親の浮気かなんかがトラウマになって、傷つかないよう常に二股をか…

邪悪な子供その1 『チューリップ・タッチ』 (アン・ファイン 灰島かり訳)

「ねえ、あたしと友だちにならない?」 あたしは、なんてバカなことを言ったのだろう。 チューリップ・タッチ 作者: アンファイン,Anne Fine,灰島かり 出版社/メーカー: 評論社 発売日: 2004/11 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (11件)…

不条理な男の不合理な殺人 ウディ・アレン最新作『教授のおかしな妄想殺人』

先週の水曜はひさびさに映画館に行き、『教授のおかしな妄想殺人』を見てきました。そう、前に書いたキャロライン・ケプネスの『YOU』でも、文科系男女の必須アイテムとして扱われていた、ウディ・アレン監督の新作映画です。 ちなみに、ここ最近のウディ・…

私たちに与えられた短い無限の時間 『さよならを待つふたりのために』 ジョン・グリーン (金原瑞人・竹内茜訳)

十六歳でがんで死ぬより最悪なことはこの世でたったひとつ。がんで死ぬ子どもを持つことだ。 相次ぐ有名人のがん闘病が大きなニュースになり、もし自分や、自分の身近な人が病気になったら……と、だれでも考えてみたりするかと思いますが、この『さよならを待…

ファンタジーと現実の境界線って? デイヴィッド・アーモンド『肩胛骨は翼のなごり』(山田順子訳) 『火を喰うものたち』(金原瑞人訳)

さて、先日の『翻訳百景~ファンタジーを徹底的に語ろう~』に引き続き、デイヴィッド・アーモンドの『肩胛骨は翼のなごり』と『火を喰う者たち』を読んでファンタジーとはなんぞや問題について、またまた考えてみました。 肩胛骨は翼のなごり (創元推理文庫…

ソウル書店めぐり〜絵本カフェ「ピノキオ」、「ハローインディブックス」

さて、台湾、東京に引き続き、今度は韓国に行ってきました。仕事でお世話になっている韓国の方から、「今度ぜひ遊びに来てください」と言われたので、真に受けて、職場の人たちと図々しく押しかけたのでした。 で、先日Dotplaceの記事「アジア本屋紀行」を見…