松浦理英子
10月31日、作家の松浦理英子がゲストで参加したイベント「現代文学を語る、近畿大学で語る」に行ってきました。 平日の昼間だったけれど、これまで『ナチュラル・ウーマン』や『裏ヴァージョン』などの作品を幾度も読み返したことを思うと、そりゃ午後休取る…
前回、次は山本文緒の『なぎさ』の感想を書くといいましたが、BOOKMARK 11号 "Listen to Books" を読んだところ、勝手に便乗して、音楽が聞こえる本を選びたくなりました。 そう、なんといっても村上春樹が巻頭エッセイを書いていることが話題になっている、…
お題「年末年始に見たもの・読んだもの」 さて、きょうは大晦日。 というわけで、なんとしてでもこれを読まないと年を越せん!! と思っていた、松浦理英子の新刊『最愛の子ども』をようやく読みました。大掃除もそっちのけで。(毎年そっちのけだろーってい…
前回の最後に、食べものが出てくる小説では松浦理英子の『微熱休暇』が一番印象深いかもしれないと書いたら、ありありと思い出されてきたので、あらためて読み返してみました。 ナチュラル・ウーマン (河出文庫) 作者: 松浦理英子 出版社/メーカー: 河出書房…
前回に続いて、『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』ですが、「ていねいな暮らしオブセッション」というところにも共感した。 独居未婚の私がていねいに暮らせないのは、仕事が忙しいからではありません。私の性分が、その暮らしを構築するのにまったく向…
なにやら、雑誌elleのオンラインサイトで、二村ヒトシさんが、映画『マッドマックス 怒りのデスロード』で、フュリオサとイモータン・ジョーがかつて恋愛関係にあった説を書いて炎上しているようだ。 たしかに、設定としては、フュリオサはさらわれて、ジョ…