せきらら日記
2016年、一番おどろいたことと言えば、雨宮まみさんの訃報だった。 『女子をこじらせて』が単行本で出て、話題になっていたときにさっそく読んでみて、同世代のせいか、ロッキン・オン社の出版物を(真剣に…)読んでいたとか、通ってきたものが共通していて…
前回『結婚失格』について書いたあと、検索してみたところ、この『結婚失格』発売記念イベントで、町山智浩が枡野浩一に行った公開説教がレポされているエントリを見つけた。 d.hatena.ne.jp 町山さんの一言一言、まさにその通り!とひれ伏したくなるが、と…
私もすこしは大人になったのかなと、あらためて『結婚失格』を読んで感じた。 結婚失格 (講談社文庫) 作者: 枡野浩一 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2010/07/15 メディア: 文庫 購入: 23人 クリック: 767回 この商品を含むブログ (33件) を見る というの…
さて、伊丹市立美術館へ、「岡崎京子展~戦場のガールズ・ライフ」を見てきました。実は去年の世田谷文学館にも行ったのですが、関西で開催されるなら当然行かないと。 館全体で岡崎京子ムードになっていた世田谷文学館とくらべると、圧倒される感じは少なく…
うちの職場はお盆なんて関係ないので、夏休みもなく働いてるのですが、さすがに疲れた。 なので、昨日は会社帰りにリフレッシュしようと、阪神百貨店の古書ノ市に行ってみました。前から行ってみたいと思っていた神戸の1003や、BOOKMARKを関西でいち早く…
あの恋は、私の心の中では、愛の罐詰にされていた。しかし、それは、空気の罐詰といっしょで、あけてみても、何も見えず、何の音もしないものかもしれなかった。ただ何かが詰っている。そしてそれは罐詰になっている、ということしか、わからないのだった。 …
今日は5時半くらいに出られたので、「BOOKMARK」第4号をもらいに、まずはグランフロントの紀伊國屋に行きました。しかし、海外文学売場にもレジ付近にも見当たらないので、店員さんに聞いてみると、「ちょうど最後の一冊がなくなったところ」と。なんと。こ…
先日最終回を迎えたこのドラマ、話題になっていたので気になっていましたが、関西では数週遅れで放送しているので録画してみました。 前田敦子演じる「恋愛体質」の主人公、毒島ゆり子は、父親の浮気かなんかがトラウマになって、傷つかないよう常に二股をか…