ドイツ
トーマス・マンというとドイツの由緒正しい文豪というイメージで、ゲーテなどと同じカテゴリーに入れていて(年代は全然違うけど)、まったく読んだことがなかったのですが、この『ヴェネツィアに死す』(『ヴェニスに死す』というタイトルが有名ですが)の…
前回、「女の屁をテーマにしたzine『PU』」ってなに?と書きましたが、こないだツイッターを見ていたら、天久聖一が「来年ブレイクしそうなもの。ポメラニアンと女性の屁」と書いていて、知らん間に世間ではすでにブームになっていたの??とおどろいた。来…
先日刊行された、集英社のポケットマスターピースから、多和田葉子訳による、カフカ『変身(かわりみ)』を読んでみた。 カフカ ポケットマスターピース 01 (集英社文庫ヘリテージシリーズ) 作者: フランツカフカ,多和田葉子,Franz Kafka 出版社/メーカー: …
先日の『ゲルマニア』でも書きましたが、ドイツミステリの世界に耽溺すべく、前から話題になっていた、ノイハウスの『深い疵』も読みました。 深い疵 (創元推理文庫) 作者: ネレ・ノイハウス,酒寄進一 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2012/06/21 メデ…
この『ゲルマニア』は、1944年のドイツを舞台にしており――そう、戦争末期のナチスドイツ時代を描いている。 ゲルマニア (集英社文庫) 作者: ハラルトギルバース,Harald Gilbers,酒寄進一 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/06/25 メディア: 文庫 この商…