台湾文学事情 誠品書店にて
さて、台湾は高雄にも行きました。
(写真に知らない人たちが映っていますが、まあ問題ないでしょう…)
龍から入って、虎から出るのですが、出る時には虎の牙を握らないといけない。と、後ろにいた、日本人団体客のガイドの説明を盗み聞いて、あわてて自分も握りました。
さて、台湾といえば誠品書店。
もちろん何店舗かめぐってきました。なかでも、高雄の中心の大遠百貨店にあった店が大きく、翻訳小説や洋書も揃っていました。
高雄でも、映画の影響か、『キャロル』がずらっと平積みになっていました。で、翻訳小説のベストセラー1位は、『ガール・オン・ザ・トレイン』でした。2位が東野圭吾だったかな。東野圭吾は大人気のようでした。
あと、追悼企画なのか、ウンベルト・エーコも平積み展開していました。けど、洋書もいっぱい平積みにしているのですが、街中での英語の通じなさ(単語だけでもとまどわれてしまう)を考えると、洋書を読む人がそんなにいるとは思い難いが……。ローレンス・ブロックのエッセイ?も面出しされていたり、あと、なぜか『家畜人ヤプー』が展開されている一角もありました。
しかし旅行の時間はあっという間に過ぎ去り、今日から会社です。
台南では、台湾で一番古いという孔子廟に行って、頭が良くなりますように、と受験生でもしないような願掛けをしてみました。効果があることを期待しておこう。