台湾で『世にも奇妙なマラソン大会』(高野秀行)を読む
ということで、台湾にやってきました。
ちなみに、ネットで日本のニュースを見ると、少し前まではショーンK一色だったように思いますが、昨日は桂文枝の全裸写真が愛人によって流出させられたと知りました。そして今日は、中村ゆうじが大食いの司会を降りるという重大ニュースを知りました。
国立台湾文学館では、台湾と日本の交流展が行われていて、植民地支配について考えさせられました。
おそらく、台湾に渡った人々の多くは征服してやろうと思って渡ったのではなく、台湾の人々を指導することが、お互いにとって素晴らしい結果になると思って行ったのであろうことが資料から感じられた。
でも、善意が常に正しいとは限らない、というか、悪意より厄介なことがあるというのは、誰もが知る事実である。
大正デモクラシーや、五四運動に触発された台湾の人たちの間でも民族運動が広がっていく。
このスローガンいいですね。
けれど、台湾の独立は果たされることなく、そのまま太平洋戦争に突入する。
ちょうど旅行中に、高野秀行さんの『世にも奇妙なマラソン大会』を再読していたのですが(Kindleで購入したので)そこに収録されている人体実験のバイトをした話がシンクロしました。またあらためて紹介します。